夕刻の猿沢池…:奈良(2019.06.05)

日が長い6月…天候が好い日の夕刻に戸外で過ごすのは、何処に在っても心地が好いように思う…

↓奈良の興福寺の辺り…猿沢池だ…
ACROS 05-06-2019 Nara (3)
↑日が傾いた空の感じ、灯りが点り始めた周辺の様子が、鏡の様になっている池の水面に映り込んでいる…

滞在していた奈良で「夕食にでも…」と戸外に出て、こんな光景に出くわして、「夕食は後刻…」ということにしてしまって、ゆったりと眺め入っていた様子である…

“フィルムシミュレーション”の<ACROS>でモノクロ画として撮る…色の繊細さを無視して、形と光を記録するという感になるのだが…機材の機能が与えてくれた、無制限な深さが在る愉しみであるような気がしている…

<奈良市総合観光案内所>=旧 奈良駅舎(2019.04.02)

奈良に関しては…何となく1泊して「好感度上昇!」ということになった…それを踏まえて、「奈良に滞在して関西方面で過ごす…」ということも試行してみた…好い感じだった…

↓大変に気に入った建物…
02-04-2019 ACROS - Nara (1)

奈良県内を色々と動き回り、連泊中のJR奈良駅傍の宿に引揚げ、食事等を愉しもうと夕刻の街に出てみた時の様子だ…

建物や高架の鉄道が灯りに浮かび上がる感で、駅の側へ歩いている人々のさまが影のように見えている…何処となく「SF的な世界?」を想起する画であるような気もする…

↓少し建物に近寄ってみる…広場の石材の地面に、建物の灯りが映り込んでいる…
02-04-2019 ACROS - Nara (2)

フィルムシミュレーションの“ACROS”で撮った画でのHDR創り…こういう感じの景色では、なかなかに趣深い画が出来ると思う…

<奈良市総合観光案内所>=旧 奈良駅舎(2019.02.24)

<X100F>に加えて<X-Pro2>も使うようになり、撮影機会を設けることが増え、ドンドンと色々な画を撮る中で「ACROSのHDR画創り」の機会を減らしてしまっていた…久し振りに創ってみることにした…

ユジノサハリンスクからウラジオストクを経て成田空港に上陸後に名古屋へ寄り、そこから近鉄の列車とJRの列車を乗り継ぎ、奈良に到着した…

↓高架のJR奈良駅を出て、直ぐに観光案内所の建物に入り、嵩張る荷物をとりあえず預かって動き続けようとした訳だが…建物の中で天井を思わず見上げた…
ACROS 24FEB2019 Nara (1)
↑何かクラシカルな感じ…典雅な趣の「古風な近代建築」とでも呼ぶべきものだと思った…

↓コンクリートの建物だが…古寺が多い奈良のイメージで、何やら古い寺院の意匠を組み合わせた感じだ…
ACROS 24FEB2019 Nara (2)
↑こうして眺めて、凄く気に入ってしまった!

↓建物は1934年に竣工したモノで、永く奈良駅の駅舎として利用されていた…「コンクリート造の建物に和風な意匠」ということで、1930年代に少し流行った“帝冠様式”の流れに入るモノかもしれない…
ACROS 24FEB2019 Nara (3)
↑現在の鉄道高架の完成時に建物を現在の場所に移して保存することに決めて、何年か経って観光案内所として活用することになったのだという…

↓陽が落ちて、辺りの灯りが目立ち始めたような頃の趣も好い…
ACROS 24FEB2019 Nara (4)

久し振りに立寄り、何となく1泊した奈良…この建物の好印象や、有名観光地で賑わっているとは言え「程々…」な賑わいであったことから、酷く感じも好く、私の中で「好感度急上昇!」という感じだ…

それにしても…こういう凝った建物はモノクロ写真が酷く似合う!