一年余りを経て…新機材も加え…新機材も「試用」から「慣熟」へ…(2018.09.24)

<X100F>を購入したのは2017年9月2日だった…一年余りを経たことになる…早いものだ…

ネガフィルムを入れるカメラで写真を撮り始めた頃、最初に求めたコンパクトカメラは単焦点レンズが付いた代物だった。写真が愉しくなって機械式一眼レフを入手した際、併せて入手したレンズも単焦点レンズだった。ズームレンズは、デジタルカメラを専ら使うような感じになって行く少し前に一寸使った程度で、殆どが単焦点レンズだったような気がする。そんな経過の故に、「単焦点レンズで写真を撮る」という感覚が酷く懐かしくなり、「そういうことが出来るカメラの入手…」を意図するようになっていた昨年…多少思い切って入手したのが<X100F>だった。

<X100F>を入手する際…「レンズ交換式のカメラ」という選択肢を考えないでもなかったが…結果的に「レンズ交換式のカメラに“35mm相当画角”という単焦点レンズを専ら装着したまま」に近い感覚で<X100F>を使い続ける結果となっていた…

<X100F>の入手以前から愛用の<P7700>は出番が激減してしまった…“35mm相当画角”という「多くの人達に最も多用されているらしい」という単焦点レンズ…かなり色々な場面で使える。だから使い続ける…そしてこの<X100F>を産み出すメーカーによる“フィルムシミュレーション”も好く、随時カラーとモノクロを切り替えながらドンドン撮った…そして撮っている…

<X100F>に関しては、主にユジノサハリンスクで使用しているが、コルサコフ、ホルムスク、ネベリスク、更にアレクサンドロフスク・サハリンスキー等のサハリンに留まらず、ウラジオストク、関西方面というような「一寸した旅」でも必ず携行し、また稚内へ戻る場面でも忘れずに持ち、随分色々なモノを撮影している。

「持っていること自体」が「嬉しい」と感じる「麗しい道具」という風な<X100F>だが、「使用感覚」が「懐かしい機械式一眼レフに似ている」ような気がして、「使うことが愉しい」という感で、加えて「フィルムを求めたり、現像をするまでもなく、ドンドン手軽に撮ることが許容されるデジタルカメラ」ということで、「写真を撮ろうと思う」機会が増えたようにも思う。

“35mm相当画角”という「多くの人達に最も多用されているらしい」という単焦点レンズを擁する<X100F>である…街の景色や海辺の風景から、気に入ったカフェのテーブルまで、駅で出くわす鉄道車輛や展示されている往年の自動車から、飛行機の窓から視える様子まで、面白い看板のようなモノから、巨大な橋梁のようなモノまで、小から大まで何でも撮るのに好適だ…

そうやって「撮る喜び」を日々感じながら、「持っていること自体」が「嬉しい」と感じる「麗しい道具」という風な<X100F>を使い続けるのだが…それでも「もう少々“望遠”?」とか「少しばかり“広角”?」というように、“35mm相当画角”を「はみ出してしまう画角」が「欲しい!!」ということは時々在った…結果的に「出来る範囲で可能なように…」と写真は撮るが、何処かに「もう少しこうしてみたい…」が残ってしまう感ではあった…

その“35mm相当画角”を「はみ出してしまう画角」が「欲しい!!」が少しずつ募る中…「思い切って!」ということになったのが2018年9月1日だった…

「レンズ交換式のカメラ」を入手してしまおうと考え、2018年9月1日に、約1年前の2017年9月2日に<X100F>を求めた札幌の店へ、やや強引な日程で足を運んでしまったのだった…

敢えて列挙するようなことはしないが…「レンズ交換式のカメラ」を「入手」と考えた時、「これが好さそう?」と思ったモノは幾つも在った。しかし…店で“実物”を色々と視た時、「持っていること自体」が「嬉しい」と感じる「麗しい道具」という観点が自身の中で大きく膨れ上がり…「そういう観点なら、コレに勝るモノは余り考えられない!」と求めることにしてしまったのが<X-Pro2>だった…

<X-Pro2>…実は<X100F>に関して、「<X-Pro2>を簡略に、レンズ交換式ではない形にした?」と評しているのを、何かで聞いたか読んだかのような記憶が無いでもない。双方を触って、何となくボタン操作の感じ等はよく似ていて、両者を交互に引っ張り出して使っても、然程の違和感は無い。

<X-Pro2>は<X100F>より一回り大きい感じで、レンズ交換式である。が、「使用感覚」が「懐かしい機械式一眼レフに似ている」ようなことは<X100F>と共通で、“フィルムシミュレーション”も好く、随時カラーとモノクロを切り替えながらドンドン撮ることが出来るのも共通だ。同じようなセンサーを搭載していて、両者が産出す画の質も、共に素晴らしい。

<X-Pro2>よりも<X100F>に近い大きさの、同一メーカーによるレンズ交換式カメラも在ったが、<X-Pro2>の「“フラッグシップ”を謳う機種」としても「何となく感じられる品格」に、私は実物を眺めていた時に魅入られてしまった…そして入手を決めた訳だ…

「レンズ交換式のカメラ」…嘗て愛用した、フィルムを入れる機械式一眼レフ以来ということになる…随分と久し振りだ…その「レンズ交換式のカメラ」の<X-Pro2>を使用するにはレンズも用意しなければならない。

「レンズ交換式のカメラ」を欲し、<X-Pro2>を求めたのは「もう少々“望遠”?」とか「少しばかり“広角”?」という想いが生じていたからである。そこで入手したのは<XF50mmF2.0>と<XF10-24mmF4.0>である。「中望遠」と「広角ズーム」である。

「中望遠」の<XF50mmF2.0>は「迷わずに即決」で求めた。これに関しては“75mm相当画角”の「中望遠」のレンズだ。“35mm相当画角”の<X100F>と併せて、“75mm相当画角”の「中望遠」のレンズを装着した<X-Pro2>を持ち歩く…随時両者を持ち替えて、ドンドン撮る…そんな使用状況をイメージした訳だ。

「広角ズーム」の<XF10-24mmF4.0>は、訪ねた店の「在庫と相談…」で求めた。“35mm相当画角”というモノ「以上!」の広角レンズを希望し、単焦点の候補を挙げたが、在庫が無かった。他方でこの“15mm-36mm相当画角”という「広角ズーム」は確り在った。“24mm”の側にズームすると、<X100F>と変わらない訳だが、ズーム域の大半は「より広角」なのだ。これも「<X100F>と<X-Pro2>の両者を持ち替えながらドンドン撮る」という中では使い易そうだと思った訳だ…

新しい道具を入手した場合…とりあえず「試用」という期間が何となく在って、そのうちに「慣熟」という期間が在り、やがて「当たり前にドンドン使う」というようになるものだと思う。

振り返ると<X100F>もそういう具合だった。とりあえず「試用」という感じ…やがて「慣熟」で、そのうちに「当たり前にドンドン使う」という具合だった。そうした中、「ファインダーを覗くと、レンズが捉えている様子が視える」、「AEブラケットで3枚連写」、「基本的に絞り優先AE」という設定が何となくスタンダードで、「随時“Velvia”(カラー)と“ACROS”(モノクロ)に“フィルムシミュレーション”を切り替える」ということをするのが、<X100F>を使う際の「自身の定番」になって行った。

「もう少し真面目にやったら…?」と御叱りを受けてしまうかもしれないが…<X-Pro2>を入手して「試用」となった際、「とりあえず…電池が入って、動けば…」と「適当…」に使い始め、使っている中で色々と弄って、上述の「<X100F>で“自身の定番”にして行ったような感じ」で<X-Pro2>を使えるように、少しずつして行った。そういうようになって、何となく「慣熟」という域に辿り着いたように思う。

<X100F>と<X-Pro2>とを併用することになった訳だが、少し「有難い」ことが在る。両者は「共通の専用の充電式電池」を使うようになっているのだ。

<X100F>を求めた際、予備の電池を求めて在った。電池が切れた場合に随時交換が出来るよう、予備の電池にも確り充電はしてある。今般、その予備がそのまま<X-Pro2>で使えた!「とりあえず試用したい…」と最初はその<X100F>用に求めて在った電池を使った…

その後、<X-Pro2>の本体に附属のモノと、本体と同時に求めた予備にも充電をした。<X100F>と<X-Pro2>とを併用で、4つの電池が在る。2つは本体に各々収まっていて、2つが予備ということになる。例えば「1日中カメラを使い続けて電池が…」となっても、予備を入れて、切れた電池を充電すれば善いので「とりあえず“こんなもの”か?」とは思っている。

このブログ…<X100F>を使用し、“フィルムシミュレーション”の“ACROS”で“AEブラケット撮影”を行い、出て来た画像を駆使したHDR画を掲載することを主としている。今後は…併用し始めた<X-Pro2>による画で創るHDR画も、その旨のラベル、タグを付してここに掲載したいと思う…

<X100F>と<X-Pro2>とを併用することになって…何となく思い出したのは、往年の漫画、特撮ドラマの『人造人間キカイダー』である。『人造人間キカイダー』は、主人公のジロー(=キカイダー)が在って、後から兄のイチロー(=キカイダー01)が出て来て、兄弟で共闘する。私の所のカメラに関しても…最初は<X100F>が在って、後から“兄”の<X-Pro2>が出て来た訳だ…妙な連想かも知れないが…

概ね半年…(2018.03.25)

<X100F>がやって来たのは…と言うより<X100F>を購入したのは2017年9月2日だった…札幌へ出て買物をし、旭川まで引揚げたのだった…そして翌日の2017年9月3日に旭川で初めて<X100F>を試用し、稚内に戻り、更にユジノサハリンスクへ出て使用し続けている…

何時の間にか半年程度が経過した…

この間、9月の稚内やユジノサハリンスクではプラス20℃近い気温で、年が明ける前辺りからはサハリンで氷点下20℃辺りの気温にもなった…「概ね40℃」という温度差の中、<X100F>は何時も私と共に在り、「写真を撮る道具」として立派に働いてくれている…

最近、「写真を撮るためにカメラを持って…」という「(私にとっての)当たり前」が、巷では「?」という受け止め方をされてしまうことも在る。或いは「多く」さえなっているかもしれない…代替の道具が大きく性能を向上させ、非常に広く普及しているからなのだが…もしかすると「55対45」とか…ひょっとすると「70対30」位の比率で「カメラ?持たない…」が多数派を占めてしまっている状態なのかもしれないと思わないでもない…

が、そういう状況下であっても<X100F>は「“持っている”ということ自体」が「何となく嬉しくなる」ような存在感が在り、加えて「何時も好い仕事」が期待出来る道具なので、やや極端に過ぎるかもしれないが、譬え「99対1」位に「カメラ?持たない…」が多数派になってしまっても「持っていたい!使い続けたい!」とさえ思うのである…

最初に試用した時から、「絞り優先AE」を基本に、「AEブラケット」で3連写するように設定し、“フィルムシミュレーション”の<Velvia>(ビビッドなカラー)と<ACROS>(フィルムのような感じのモノクロ)を適当に使い分け、所謂「.jpg撮って出し」にするという按配の使い方なのだが…現在に至っても、そういう基本は変えていない。と言うより、「どうかしなければならない必然性を殆ど感じない」のである。

最初に試用した時から暫くは、「オート」の“ISO”が「200-800」になっていたが、少し経ってから薄暗い時間帯で撮り易いように「-1600」にした…それの按配が好いので、そのままになっている…

写真に関して、自身では「“万年初心者”が、勝手に“愉しい!”と嬉々としてやっている…」という程度に思っている面も在るのだが…<X100F>はそういう私が「急に上手くなった!!」と思えてしまう程度に、殆ど何時でも「好い画」を残してくれる…実に頼もしいカメラだ!!

購入してサハリンへ持ち込んだ後…本来は「設けてあった時間」を利用して方々に立寄ってみようとしていたものの、「アクシデント」で断念した昨年11月下旬から12月上旬にウラジオストク、東京、札幌を経て稚内へ戻った場面…2月下旬から3月半ばに、「何とか設けた時間」で関西に寄り、札幌を経て稚内へ戻った場面…これらで「少し変わった場所」での撮影も行っている…

その「少し変わった場所での撮影」に際し…実は広角側が<X100F>より少し広く、望遠が利くズームレンズが着いている、2013年頃から愛用の<P7700>を“2号機”として持参することを考えた…が、「アクシデント」の故にモノを持ち悪いとか、他に持ち込むモノが一寸在って荷物がパンパンになってしまったということで、それを持ち込まなかった…「少し変わった場所」に乗り込むということは、私にとっては「一寸、写真撮影を愉しむ」ということと「半ば以上同義」なので、何となく「苦しい決断?」という感がしないでもなかった…実際、昨年9月下旬にアレクサンドロフスク・サハリンスキーを訪ねた折りには、<P7700>も持参し、少し使ったのだ…が…その時の「少し」が「限定的?」であったことから、「持たない…」ということに関して、実は「苦しい」という程度には迷わなかった…

「少し変わった場所での撮影」が在る場面で、結局<X100F>のみを持参した…「概ね35㎜相当画角」の単焦点レンズを搭載している<X100F>である。建物や街並みを撮る場面で「もう少し広角のレンズ?」という具合に、車輛や花を撮る場面で「もう少し望遠のレンズ?」という具合に思った場面が全く無かった訳ではない。が、<X100F>の「概ね35㎜相当画角」の単焦点レンズで「大いに不満」という程のことは無かった…

聞けば…例えば28mm、35mm、50mm、85mmというような、一定程度ポピュラーな単焦点レンズを何本も持っていても、多くの人が「最も使用頻度が高い」とするのは「35㎜」なのだそうだ…そういう意味で、<X100F>が「概ね35㎜相当」の画角のレンズを採用しているのは、妥当性が非常に高いのかもしれない…

<P7700>を「主要機材」としていた時期は、「ズームで画を何とか…」という傾向が強かったかもしれない…それに対して<X100F>に関しては「寄るか?退くか?」と自身で動いてみるか、「“可能な範囲”に“画”を見出そうとしてみる」というような調子になった。嘗て機械式一眼レフのフィルムを入れるカメラに、50mmとか43mmというような単焦点レンズを着けたモノを愛用していたのだが…そういう自身の写真撮影の“原点”に戻ったような気もしている昨今だ…

可能な場合は「寄るか?退くか?」と自身で動くことで、存外に多様な画が「概ね35㎜相当画角」の単焦点レンズで撮影可能なことに、改めて気付かされているような気がする…そして…「“可能な範囲”に“画”を見出そうとしてみる」というように「割り切る」こと、「迷わない」というのも、意外に「好い効果」が在るかもしれない…最近はそういうように思う…

何処かの時点で…「広角?望遠?」という想いが強まる、または何かの衝動で別な“ミラーレス一眼”か何かを入手してしまう場合が在るかもしれない…が…現在は「好評を博している“ミラーレス一眼”に、35㎜相当画角の単焦点レンズを専ら“着けっ放し”にして使用」という“気分”である…

半年程度というもの、<X100F>の御蔭で「毎日が楽しい」という気がする。さり気なく首から提げるか、何となくバッグに入れて<X100F>を持ち歩くのが「当然化」していて、何時でも「思い付いたら…」と写真を撮り、出来た写真の中に「好いなぁ…」が存外に多いのである…

100日間…

<X100F>を入手したのは、(年が改まっているので“昨年”の)9月初めだったので、何時の間にか100日間を過ぎたことになる。速い…

この間…相当な頻度で<X100F>は「持って外出」という状態で、思い付けばドンドン写真を撮っている。数えた訳でも、記録をしているのでもないが、「“撮った日”対“撮っていない日”」の比率は、「7対3」とか「8対2」という状況のような気さえする…

札幌の店で…「とにかく現物を直ぐに持ち帰る!」と、恐らく「北海道内の“札幌以外”に住む人」には時々ありそうな型で<X100F>を求め、旭川で初めて試用し、稚内でも試用し、以降は主にサハリンで使用している。

11月には少し“時間”を設けたので、<X100F>と共に方々へ立ち寄ってみるという計画が在ったが…「アクシデント」で予定変更を余儀なくされた…この「11月の無念」の一部は、出来れば2月頃にでも晴らしたい…

<X100F>には色々と昨日も満載なのだろうが…結局、“絞り優先AE”で撮影ということで随時ピントを合わせ、カラーとモノクロを“フィルムシミュレーション”で切替ながら、とにかくドンドン撮っている…

カメラには「酷?」かもしれない、寒いサハリンで使用しているが、<X100F>は「それでも好い画を記録…」という状態で、実に有難い…

これからも、方々に持って行って、色々な画を撮りたい<X100F>だ…

2ケ月…:110_FUJI(2017.11.03)

<X100F>を購入したのが9月2日で、初めて試用したのは翌日となる9月3日だった…丁度2ケ月経った…

<X100F>で撮影すると、SDカード内に「000_FUJI」というフォルダが形成され、「DSCF0000」と各画像に番号が振られて保存される。

形成されるフォルダ内には「0001」から「1000」の番号が振られた画が保存される。当初は「100_FUJI」のフォルダで、2ケ月経てば「110_FUJI」というフォルダまで出来た。一桁番号の画から千番までの後は、千番台、二千番台、三千番台…と続いて九千番台に至った後、「110_FUJI」に至って一桁番号に戻っている…

こうして視れば、「2ケ月で1万枚以上」を撮ったことになるのだが…実際には“AEブラケット”に常時設定してあって、一度シャッターを押せば3枚の画が同時に記録されるので、実際には「枚数の1/3」という回数だけシャッターを押していることになるであろう…

この9月初頭から11月初頭の2ケ月間…アレクサンドロフスク・サハリンスキーを訪ねた経過が在って、その時は最も濃い密度で写真を撮っている。他は「撮りたいから手持ちのカメラで撮る」のか、「気に入っているカメラを手にしているから撮りたい画を探す」のかよく判らない感じで、とりあえず「殆ど毎日、何かかにかを撮る」感じになっている…結果的に…初めて試用したのは旭川で、その後は稚内で少し使い、以降は専らサハリンで使っている<X100F>である…

とりあえず…“フィルムシミュレーション”の機能を使い、モノクロは“ACROS”を、カラーは“Velvia”を常用し、ドンドン撮っている。<X100F>は新しいデジタルカメラでありながら、「使い心地」は「往年の機械式一眼レフカメラ」に少し似ている気がする。コンパクトカメラで写真を撮って面白くなり、機械式一眼レフを入手してドンドン撮って益々写真が愉しくなって行ったという、「過ぎ去った遠い日々の感激」のようなモノが「俄かに還って来た」ような気さえする…

目下、モノクロの画に関しては“AEブラケット”で「3種類の露出で気に入ったモノを選んで…」という具合にして写真を愉しむ他、カラーは主に「HDR画を創る」という用途に“AEブラケット”で出て来る3枚を使用している。HDR画に関しては、「フィルムシミュレーションの“ACROS”で“AEブラケット”を使って撮って、出て来る画で創る」例を他所で余り視ないので、自身で試行している。そちらもなかなかに好い…

結局このブログは…時折、こうやって<X100F>を愛用していて思った雑記等を綴るが、何となく「モノクロの画でHDR画を創って…」ということの割合が多くなっている…

11月以降…「多少、“広く”動き回る」という予定が無い訳でもない…<X100F>は、そんな時には「絶対に不可欠!!」だと思っている…益々、色々な画を撮ってみたい…

麗しき寫眞機―X100F(2017.09.14)

カメラのようなモノについて、「気に入ったモノを買い求めて、直ちに持ち帰って試用」ということをしてみたければ、地元の稚内では用事が足りない…札幌辺りへ出るのが、確度が高い…

そう思い、とりあえず旭川に宿泊先を確保し、「旭川へ普通列車で出て、札幌を往復して…」程度の方法で“買物ツアー”を思い描いた…実際には「倒木処理のため列車が発車出来ません」という話しが発生して、数少ない列車の運行が乱れてしまったので、音威子府以南は特急列車に乗って旭川に出た。そしてバスで札幌に出て、そこから特急列車で旭川に引揚げ、更に翌朝の特急列車で稚内へ引揚げた…

↓そういう経過で入手した“新機材”…<X100F>である!!
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↑写真は使い慣れた<P7700>で撮影している…

この<X100F>を持っていて、知人に出くわせば「“ライカ”でも買ってしまった?!」とか「“昔のカメラ”そのもののような…」という話しも出る…何か「麗しき寫眞機」とでも呼びたくなる…

↓こういう按配に、使わない場面ではレンズの辺りにキャップが被る…
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↓持ち歩きの際に都合が好いと考え、純正のケースも仕入れた…
my X100F 14-09-2017 (1)

↓右側に寄せられたダイヤル等で操作する…新鋭の電子装置が組み込まれたモノでありながら、操作時の感覚は「古くからの機械式一眼レフカメラ」に寧ろ近い…
my X100F 14-09-2017 (6)

とりあえず…現在はサハリンでこの<X100F>を使い始めている…

フィルムシミュレーション…

<X100F>を使い始める以前のデジタルカメラでも、色調や画調を調整する機能は在って、好みの設定にして使用していた。

そういうような機能に関して、フィルムメーカーでもある富士フィルムが造っている<X100F>等のXシリーズのデジタルカメラでは、「原則的に著名なフィルムで出て来る色調や画調を意識した画」というモノが出来て来る「フィルムシミュレーション」という機能を搭載している。文字どおり「フィルムをシミュレートした色調、画調にする」という訳だ。

このフィルムシミュレーションには多様なモノが見受けられるのだが、現在の時点では未だ2つしか使用していない…

カラーはヴィヴィッドな色の「ヴェルヴィア」というモノを…そしてモノクロフィルムのプリントのような雰囲気に仕上がる「アクロス」というモノである。これの操作は然程面倒でもないので、適宜「カラー?モノクロ?」と“ヴェルヴィア”と“アクロス”を切り替えながら写真を撮ってみている。

2010年頃にHDR画を創り始めた。それに伴って、デジタルカメラは常々「ブラケット撮影」という設定にしていて、AE標準、露出オーバー、露出アンダーが自動的に連写されるようにしている。<X100F>でも、そういうやり方は受継いでいて、現在も「ブラケット撮影」で使っている。

「ブラケット撮影」にすることで、「見た目に加えて、感じた雰囲気をも画にしてしまう」という感じで気に入っているHDR画を創る素材が溜まるという他、「余り面倒なことを考えずにドンドン撮影し、後から“気に入った明るさ”の画を選べば好い」ということも出来てしまう。

結局、「ヴェルヴィア」と「アクロス」を随時切り替えながら「ブラケット撮影」を行っていて、カラーではHDRをドンドン創り、モノクロは「気に入った明るさの画を選ぶ」というようにしている感だ…

「ヴェルヴィア」は、「何処かで視たような鮮やかなスライド」を思わせ、「アクロス」は「何処かの史料写真にでも在りそうな感のモノクロ」を思わせる。大変に対照的だと私は思っている。そういう両極端な感じな色調や画調を用いて、同じモノを撮り溜めるのもなかなかに面白い…

その「なかなかに面白い」を続けて行こうと思うのと同時に、「他のフィルムシミュレーション」も試してみたいとは思う…

<X100F>がやって来た…

写真歴の永い方と、写真撮影に関して話しをするという機会等、滅多に在るモノでもないような気がするが、時々そういう方との話しの中で写真撮影に話題が及ぶ場合も在る。

或る方が口にした。「写真は“カメラで”撮るということでもない…“頭で”撮るということなのかもしれない…よく言われているような気もするが…」とである。

実際、この方が言うとおりかもしれない。用意したカメラの可能な範囲で、撮影者が工夫をするとか、撮影者のセンスで「画を切り取る」というのが写真撮影な訳で、カメラが高級機であろうが廉価なモノであろうが、出来た写真に大きな差は見え悪いのかもしれない。

そういうようなことは“理屈”としては常々頭の中に在る。だが、それでも「持っているだけで嬉しいような、好いカメラを入手して…」というようなことは何時でも考えてしまうものだ。

考えてみると、私自身も何時の間にか写真歴は長くなっていると思う。専らフィルムの写真の時代に、ネガフィルムで色々と撮るようになっている。デジタルの時代に入って、現像やプリントの手間や経費を気にせずにドンドン写真を撮る度合いが高まった。最近では愛用のデジタルカメラを基本的にブラケット撮影するように設定してあって、それを利用してHDR画を創る他方、何となくモノクロでの撮影も愉しむという按配になっている。

最近…と言って2013年頃から使っているデジタルカメラは、その当時の“ハイエンド”という範疇のモノだったと思うが、この数年でセンサーの大型化が進み、最近の機種ではこれまで以上に鮮やかで繊細な画が撮れるという話しが伝わっていた。それでも、私が使っている機種に搭載されているクラスのセンサーはマダマダ広く使われているようなモノで、決して「これではいけない…」ということでもない。

そういう他方…最近は無性に「単焦点レンズで写真を撮る」という感覚が懐かしくなって来ていた。ネガフィルムを入れるカメラで写真を撮り始めた頃、最初に求めたコンパクトカメラは単焦点レンズが付いた代物だった。写真が愉しくなって機械式一眼レフを入手した際、併せて入手したレンズも単焦点レンズだった。ズームレンズは、デジタルカメラを専ら使うような感じになって行く少し前に一寸使った程度で、殆どが単焦点レンズだったような気がする。

単焦点レンズは、ズームレンズ以上に制約のようなモノは在るのかもしれない。が、その制約の中で適当に写したいモノに寄ってみたり、離れてみたりしながら、或いは限られた画角の中で可能な限りに好い画を模索するという撮影の感じが、妙に懐かしいような気がしていて、「単焦点レンズのカメラを使いたい」というような想いが変に募っていた。

そうした中で、「レンズ交換が可能な所謂“ミラーレス一眼”に単焦点レンズを組合わせて?そういうことをやると愉しそうだ!」という想いが沸き起こった。そして色々と調べる中、「レンズ交換は出来ない、“分類”としては“コンパクトカメラ”になる単焦点レンズのカメラ」も何種類か在ることを知った。

こういう経過で<X100F>が気になる存在になり…2017年9月2日に入手してしまったのだ!

地元の店では、残念ながら「<X100F>を下さい!」と訪ねて行って、直ぐに持ち帰ることが出来る状態でもない。多分、取寄せで何日も掛かってしまう。そこで、やや強引な日程で札幌に出て買い求め、旭川に寄り道して「<X100F>を初めて試用」という時間も設けた。

その後も殆ど毎日のように使ってはいるが、マダマダ「少しずつ慣れて行こうと…」という段階を脱していないと思う。それでも!「これは?!」という素敵な写真を撮ることが出来ているような気はする。

結局、<X100F>関係の雑感を綴る、または<X100F>ならではの画を集めるという場を設けてみたくなった。結果としてこのブログが現れてしまったのだ…