概ね半年…(2018.03.25)

<X100F>がやって来たのは…と言うより<X100F>を購入したのは2017年9月2日だった…札幌へ出て買物をし、旭川まで引揚げたのだった…そして翌日の2017年9月3日に旭川で初めて<X100F>を試用し、稚内に戻り、更にユジノサハリンスクへ出て使用し続けている…

何時の間にか半年程度が経過した…

この間、9月の稚内やユジノサハリンスクではプラス20℃近い気温で、年が明ける前辺りからはサハリンで氷点下20℃辺りの気温にもなった…「概ね40℃」という温度差の中、<X100F>は何時も私と共に在り、「写真を撮る道具」として立派に働いてくれている…

最近、「写真を撮るためにカメラを持って…」という「(私にとっての)当たり前」が、巷では「?」という受け止め方をされてしまうことも在る。或いは「多く」さえなっているかもしれない…代替の道具が大きく性能を向上させ、非常に広く普及しているからなのだが…もしかすると「55対45」とか…ひょっとすると「70対30」位の比率で「カメラ?持たない…」が多数派を占めてしまっている状態なのかもしれないと思わないでもない…

が、そういう状況下であっても<X100F>は「“持っている”ということ自体」が「何となく嬉しくなる」ような存在感が在り、加えて「何時も好い仕事」が期待出来る道具なので、やや極端に過ぎるかもしれないが、譬え「99対1」位に「カメラ?持たない…」が多数派になってしまっても「持っていたい!使い続けたい!」とさえ思うのである…

最初に試用した時から、「絞り優先AE」を基本に、「AEブラケット」で3連写するように設定し、“フィルムシミュレーション”の<Velvia>(ビビッドなカラー)と<ACROS>(フィルムのような感じのモノクロ)を適当に使い分け、所謂「.jpg撮って出し」にするという按配の使い方なのだが…現在に至っても、そういう基本は変えていない。と言うより、「どうかしなければならない必然性を殆ど感じない」のである。

最初に試用した時から暫くは、「オート」の“ISO”が「200-800」になっていたが、少し経ってから薄暗い時間帯で撮り易いように「-1600」にした…それの按配が好いので、そのままになっている…

写真に関して、自身では「“万年初心者”が、勝手に“愉しい!”と嬉々としてやっている…」という程度に思っている面も在るのだが…<X100F>はそういう私が「急に上手くなった!!」と思えてしまう程度に、殆ど何時でも「好い画」を残してくれる…実に頼もしいカメラだ!!

購入してサハリンへ持ち込んだ後…本来は「設けてあった時間」を利用して方々に立寄ってみようとしていたものの、「アクシデント」で断念した昨年11月下旬から12月上旬にウラジオストク、東京、札幌を経て稚内へ戻った場面…2月下旬から3月半ばに、「何とか設けた時間」で関西に寄り、札幌を経て稚内へ戻った場面…これらで「少し変わった場所」での撮影も行っている…

その「少し変わった場所での撮影」に際し…実は広角側が<X100F>より少し広く、望遠が利くズームレンズが着いている、2013年頃から愛用の<P7700>を“2号機”として持参することを考えた…が、「アクシデント」の故にモノを持ち悪いとか、他に持ち込むモノが一寸在って荷物がパンパンになってしまったということで、それを持ち込まなかった…「少し変わった場所」に乗り込むということは、私にとっては「一寸、写真撮影を愉しむ」ということと「半ば以上同義」なので、何となく「苦しい決断?」という感がしないでもなかった…実際、昨年9月下旬にアレクサンドロフスク・サハリンスキーを訪ねた折りには、<P7700>も持参し、少し使ったのだ…が…その時の「少し」が「限定的?」であったことから、「持たない…」ということに関して、実は「苦しい」という程度には迷わなかった…

「少し変わった場所での撮影」が在る場面で、結局<X100F>のみを持参した…「概ね35㎜相当画角」の単焦点レンズを搭載している<X100F>である。建物や街並みを撮る場面で「もう少し広角のレンズ?」という具合に、車輛や花を撮る場面で「もう少し望遠のレンズ?」という具合に思った場面が全く無かった訳ではない。が、<X100F>の「概ね35㎜相当画角」の単焦点レンズで「大いに不満」という程のことは無かった…

聞けば…例えば28mm、35mm、50mm、85mmというような、一定程度ポピュラーな単焦点レンズを何本も持っていても、多くの人が「最も使用頻度が高い」とするのは「35㎜」なのだそうだ…そういう意味で、<X100F>が「概ね35㎜相当」の画角のレンズを採用しているのは、妥当性が非常に高いのかもしれない…

<P7700>を「主要機材」としていた時期は、「ズームで画を何とか…」という傾向が強かったかもしれない…それに対して<X100F>に関しては「寄るか?退くか?」と自身で動いてみるか、「“可能な範囲”に“画”を見出そうとしてみる」というような調子になった。嘗て機械式一眼レフのフィルムを入れるカメラに、50mmとか43mmというような単焦点レンズを着けたモノを愛用していたのだが…そういう自身の写真撮影の“原点”に戻ったような気もしている昨今だ…

可能な場合は「寄るか?退くか?」と自身で動くことで、存外に多様な画が「概ね35㎜相当画角」の単焦点レンズで撮影可能なことに、改めて気付かされているような気がする…そして…「“可能な範囲”に“画”を見出そうとしてみる」というように「割り切る」こと、「迷わない」というのも、意外に「好い効果」が在るかもしれない…最近はそういうように思う…

何処かの時点で…「広角?望遠?」という想いが強まる、または何かの衝動で別な“ミラーレス一眼”か何かを入手してしまう場合が在るかもしれない…が…現在は「好評を博している“ミラーレス一眼”に、35㎜相当画角の単焦点レンズを専ら“着けっ放し”にして使用」という“気分”である…

半年程度というもの、<X100F>の御蔭で「毎日が楽しい」という気がする。さり気なく首から提げるか、何となくバッグに入れて<X100F>を持ち歩くのが「当然化」していて、何時でも「思い付いたら…」と写真を撮り、出来た写真の中に「好いなぁ…」が存外に多いのである…

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