<603>と<612>:鹿児島の路面電車(2018.11.27)

「趣味の写真」という中、専らカメラの「AEブラケット」という機能で撮影し、モノクロに関してはフィルムシミュレーションの“ACROS”を利用する。そして適正露出と思えるモノを選んで保存して完結する場合が、モノクロ写真では殆どなのだが…「殊に気に入った画」に関してはHDR画を創ってみる…「趣味」の中で最も「趣味性」が「高い」と感じられる部分だ…

↓こういう画…モノクロのHDR画に仕上げてみたくなる…
27-11-2018 in Kagoshima pref-ACROS (6)
↑鹿児島の路面電車の起点・終点のようになっている鹿児島駅前停留所…3本の軌道が敷かれていて、数分毎に電車が発着する場所だ…鹿児島を訪ねてみると、ここに立寄って新旧の電車を眺めるのが好い…

画は、初登場が1959年というようなことで「間もなく“還暦”」という600形電車が偶々2輛集まっている様子だ…

灯りに浮かぶ構造物や古い電車の“金属感”…精密に描き込んだようになるHDR画の表現が似合う…この種の画は、愛用のカメラと共に方々で撮ってみたい感だ…

桜島:夕刻…(2018.11.27)

↓「路面電車で訪ね易い、桜島がよく見える場所」ということで、鹿児島に立寄った場合の“定番”になっている<ドルフィンポート>の辺りで、日没直後辺りの時間帯に桜島を眺めた…
27-11-2018 in Kagoshima pref-ACROS (5)
↑陽射しが強いイメージの鹿児島だが、この日は「繊細な光」という状況だった…

入港した船や港の灯り…雲が拡がって、噴煙が上がる空の微細な空気感…灯りの光が揺らぐ海面…<X-Pro2>の素晴らしい仕事だ!!

霧島神宮(2018.11.27)

少し時間を置いて撮った写真を視る時、「“写真”として??」と思う場合も在るのだが、「撮った時の思い出」の故に「推したい写真!!」という位に思う場合が在る…

↓これは「“写真”として??」と思わないでもないが…深い森の中に広壮な境内を擁する、古くからの由緒を誇る神社のムードは何となく出ている…
27-11-2018 in Kagoshima pref-ACROS (1)
↑が、この写真に関しては、撮影地の霧島神宮を訪ねた時の「思い出」が深い…

鹿児島中央駅近隣に滞在し、早朝の日豊本線の普通列車に乗り込み、未だ薄暗い間に霧島神宮駅に着いた…霧島神宮へ向かうバスは、殆ど1時間半も待つような状況だった…で…歩いた…1時間15分程度を要し、何とか辿り着いた霧島神宮…画は、その本殿へと続く道である…

↓18世紀の造営であるという華麗な本殿…貸し切りバスで方々を巡るグループの皆さん等がやって来る少し前の時間帯…こうして静かに向き合った時間が好かった…
27-11-2018 in Kagoshima pref-ACROS (2)

「天孫降臨」という神話に関連し、古くから多くの人達の篤い信心の対象となった社…ここもまた「渦巻く天地の力」というようなモノが感じられる場所だ…

こういうような風景を撮る場合…広角ズームは非常に便利だ!

夜の原爆ドーム(2018.11.24)

夜の広島駅から路面電車に乗車して訪ねてみた場所…

↓ここだ…
24-11-2018 in Hiroshima pref-ACROS (3)
↑辺りの芝生に、適当に落葉も散らばっている…夜間も照明に浮かび上がっている…あの原爆ドームだ…

路面電車の停留所は<原爆ドーム前>と言うのだが…本当に「前」である…

古くは、路面電車の停留所は「相生橋」と、辺りの橋の名前に因んだ呼称だったそうだが…頻繁に「あの原爆ドームは?」と尋ねられることから、停留所名を<原爆ドーム前>としてしまったと聞く…

↓停留所の古い呼称の起こりということになっているという相生橋に足を運ぶと、灯りに照らされた原爆ドームが川面に揺らいでいる様子も視える…
24-11-2018 in Hiroshima pref-ACROS (4)

原爆ドームがこういう姿になった「事態」は朝に発生したというが…恐らくその当日辺りは、夜になっても灯りが然程在るでもない中で、辺りは大変な惨状が続いていたのであろう…そして現在、夜でも煌々と明るい大都市広島が在り、酷い戦禍から出発した経過を伝える史跡の原爆ドームも灯りに浮かび上がっている訳だ…

この夜の様子は、カメラを確りと手で持って撮影しているが…ISO1600ということで、意外に巧く撮影は出来る…大きな用紙にプリントするでもないので、ISOはもっと上げても、然程不自然にはならないのかもしれないが…

<5009>:広島の路面電車(2018.11.24)

成田空港に到着した直後…ターミナル地下の駅で切符を求め、<成田エクスプレス>で品川駅に出て、新幹線の<のぞみ>に乗換えて広島駅に至った…

「三連休の真ん中」という状況だった夜の広島…駅前に出て最初に向かったのは…路面電車の停留所だ…

↓発車前の待機中だった路面電車…特徴的なデザインの車輛だ…<5000形>と呼ばれ、ドイツ製だという…連接型で「編成」と呼ぶべきな形の車輛で、1999年から2002年に12編成が順次導入されたそうだ…
24-11-2018 in Hiroshima pref-ACROS (2)
↑運転士と車掌の2名が乗務するのが通例となっていると見受けられる…

広島駅前と宮島口とを結ぶ路線の電車だったが、これに乗車してみたのだった…

こういう「街中の路面電車」というようなモノを撮る場面で、広角ズームは便利だ…やや大き目なレンズに思われ、嵩張るとも感じるが…何か旅の間は、広角ズームを着けた状態の<X-Pro2>を提げていることが殆どということになったのだった…

御神木:鹿児島神宮(2018.11.27)

↓推定樹齢800年超…「酷く大きい」とでも表現する以外に言葉が思い当たらない…
27-11-2018 in Kagoshima pref-ACROS (3)
↑日豊本線の隼人駅から15分程度歩くと、古い由緒を誇る鹿児島神宮が在る…その境内に植えられている御神木である…

「神社の御神木」とでも言うと、「日本的なモノ」の最たるものかもしれない。が、こんなに大きな木が植えられている状況に、個人的になじみが薄いこともあり、何か「エキゾチック…」と思いながら御神木を眺めた…同時に、御神木を擁する境内に「渦巻く天地の力」のようなモノも感じた…

こんなに大きな木…写真を撮る場面で、広角ズームの性能が活きた…そして複雑な葉の感じや、木の肌が綺麗に記録された…

錦帯橋(2018.11.25)

細かい計画を立てるという程でもなく「三連休の真ん中」に「ふらり…」と動く場合…戯れに“指定休憩所”等と呼ぶネットカフェで夜を明かすという展開も…「在り」ということにせねばなるまい…広島では広島駅近隣そういうことをして、始発の列車が動き出すような時間帯に至った…

そして始発の列車に乗車して目指したのは岩国である…

↓川を渡る風がやや冷たかったが…岩国駅に着けば既に動いていた路線バスを利用して錦帯橋に至った…
25-11-2018 in Yamaguchi pref-ACROS (2)
↑見事な木造アーチが、射し込み始めた朝日の光に浮かび上がる…

永い時間を超えて受け継がれた、見事な木造の橋梁…橋の向こうが「光に包まれた時空の彼方」でもあるかのように見えた…

↓やや引くと、アーチが連なって「五橋」とも呼ばれている橋の形状が判り易くなる…
25-11-2018 in Yamaguchi pref-ACROS (3)

↓こういう「有名スポット」は、静かな朝に眺めに行くと、写真は撮り易い…そんなつまらないことも思いながら眺めたが、見事な造形だ…
25-11-2018 in Yamaguchi pref-ACROS (1)

「視たことがない場所を訪ねてみる」ということがしたいのと同時に、「視て、好かった場所を再訪したい」というのが在る…錦帯橋は後者だ…が、<X-Pro2>を提げて出掛けるというのは初めてである…

「風景」を中心に撮るということなら…広角ズームは思う以上に使い易く、「やや大きく…」と思いながらも、殆どずうっと<X-Pro2>に着けたままだった…

広島駅の<のぞみ>(2018.11.24)

↓近年、「東海道・山陽新幹線」とでも言えば、この形が思い浮かぶような気がする…現在、主流を占めているように見受けられる「N700系」だ…
24-11-2018 in Hiroshima pref-ACROS (1)
↑先頭と最後尾に配される車輛の先端の形状…「長い鼻」というのか、「長大なボンネット」とでもいうのか、とにかくも特徴的で記憶に残る…

こういう形を写真に収めようとする場合…広角ズームは非常に便利だ…

「過ぎる?」という程に便利なズームレンズを使っていると、何となく「単なる記録…プラスアルファが?」という写真が量産されそうな気がしないでもないのだが…このN700系電車のようなモノの「形の面白さ」を表現するには…広角ズーム以上に適当な道具(=レンズ)は見出し悪いかもしれない…

鉄道車輛を視て「好い!」と思う場合は少なくない…故に写真に撮りたくなる…殊に、移動に実際に利用したモノ、然程頻繁に利用するでもないモノに関しては、仮令「単なる記録」であろうとも「ここまで運んでくれてありがとう…」という気分で見送りながら写真を撮りたいと考える訳だ…列車が更に進む場合、写真を撮る時間が潤沢な訳でもない…そんな時は広角ズームが非常に使い易い…

因みに…この列車は広島の後、新山口、小倉を経て博多へ向かう列車だった…