夜明けの稚内港北防波堤ドーム(2017.09.06)

稚内で「早朝に一寸戸外に出て、稚内港北防波堤ドーム辺りを眺めて写真を撮る」というようなことを、何度やったか判らない。それでも「毎回様子が違う」ものである…

↓そんな「早朝に一寸戸外に出て、稚内港北防波堤ドーム辺りを眺めて写真を撮る」を、<X100F>を手に試した…
morning at Wakkanai 06-09-2017 (ACROS)
↑稚内での滞在は短く慌ただしかったが、連日「好天な感じの朝」ということになった…

海面、空と雲、コンクリートの構造物の質感と、解き放たれ始めた朝陽の光が醸し出す空気感…そんなモノが余すところなく画の中に!素晴らしい…

旭橋(2017.09.03)

<X100F>を「初めて試用」ということで、撮影を行ったのは旭川の旭橋だった…

フィルムシミュレーションのアクロスを試した訳だが、それ以前にブラケット撮影をするように設定していた。そうすると「モノクロのAE標準、露出オーバー、露出アンダーの“3枚組”」が出来てしまう…

↓“3枚組”を視て、思わず試しに創った画がこれである…
Asahibashi-Bridge (ACROS) 03-09-2017 (2)
↑なかなかに味わい深い雰囲気だ…

↓河原の草やコンクリート、橋梁の金属、空と雲と…そして画の奥側からの朝陽の光…空気感、質感が鮮明に刻まれている感じだ…
Asahibashi-Bridge (ACROS) 03-09-2017 (7)

実を言えば…<X100F>を手にして初めて出来るようになった「フィルムシミュレーションのアクロスで撮ったモノクロの“3枚組”の画を用いたHDR画」であるが、これを「何となく纏めて公開」という場を設けてみたくなり、何となくブログを用意してしまったという側面が在る…また、何処かで盛んに行われているのかもしれないが、「フィルムシミュレーションのアクロスで撮ったモノクロの“3枚組”の画を用いたHDR画」というのは視掛けない…尤も、「フィルムシミュレーションのアクロスで撮ったモノクロ」は「.jpgで撮って取り出したまま」で好い画が出来る訳で、これを材料にHDR画を創ってみようというのも、多少野暮なことかもしれない…

フィルムシミュレーション…

<X100F>を使い始める以前のデジタルカメラでも、色調や画調を調整する機能は在って、好みの設定にして使用していた。

そういうような機能に関して、フィルムメーカーでもある富士フィルムが造っている<X100F>等のXシリーズのデジタルカメラでは、「原則的に著名なフィルムで出て来る色調や画調を意識した画」というモノが出来て来る「フィルムシミュレーション」という機能を搭載している。文字どおり「フィルムをシミュレートした色調、画調にする」という訳だ。

このフィルムシミュレーションには多様なモノが見受けられるのだが、現在の時点では未だ2つしか使用していない…

カラーはヴィヴィッドな色の「ヴェルヴィア」というモノを…そしてモノクロフィルムのプリントのような雰囲気に仕上がる「アクロス」というモノである。これの操作は然程面倒でもないので、適宜「カラー?モノクロ?」と“ヴェルヴィア”と“アクロス”を切り替えながら写真を撮ってみている。

2010年頃にHDR画を創り始めた。それに伴って、デジタルカメラは常々「ブラケット撮影」という設定にしていて、AE標準、露出オーバー、露出アンダーが自動的に連写されるようにしている。<X100F>でも、そういうやり方は受継いでいて、現在も「ブラケット撮影」で使っている。

「ブラケット撮影」にすることで、「見た目に加えて、感じた雰囲気をも画にしてしまう」という感じで気に入っているHDR画を創る素材が溜まるという他、「余り面倒なことを考えずにドンドン撮影し、後から“気に入った明るさ”の画を選べば好い」ということも出来てしまう。

結局、「ヴェルヴィア」と「アクロス」を随時切り替えながら「ブラケット撮影」を行っていて、カラーではHDRをドンドン創り、モノクロは「気に入った明るさの画を選ぶ」というようにしている感だ…

「ヴェルヴィア」は、「何処かで視たような鮮やかなスライド」を思わせ、「アクロス」は「何処かの史料写真にでも在りそうな感のモノクロ」を思わせる。大変に対照的だと私は思っている。そういう両極端な感じな色調や画調を用いて、同じモノを撮り溜めるのもなかなかに面白い…

その「なかなかに面白い」を続けて行こうと思うのと同時に、「他のフィルムシミュレーション」も試してみたいとは思う…

<X100F>がやって来た…

写真歴の永い方と、写真撮影に関して話しをするという機会等、滅多に在るモノでもないような気がするが、時々そういう方との話しの中で写真撮影に話題が及ぶ場合も在る。

或る方が口にした。「写真は“カメラで”撮るということでもない…“頭で”撮るということなのかもしれない…よく言われているような気もするが…」とである。

実際、この方が言うとおりかもしれない。用意したカメラの可能な範囲で、撮影者が工夫をするとか、撮影者のセンスで「画を切り取る」というのが写真撮影な訳で、カメラが高級機であろうが廉価なモノであろうが、出来た写真に大きな差は見え悪いのかもしれない。

そういうようなことは“理屈”としては常々頭の中に在る。だが、それでも「持っているだけで嬉しいような、好いカメラを入手して…」というようなことは何時でも考えてしまうものだ。

考えてみると、私自身も何時の間にか写真歴は長くなっていると思う。専らフィルムの写真の時代に、ネガフィルムで色々と撮るようになっている。デジタルの時代に入って、現像やプリントの手間や経費を気にせずにドンドン写真を撮る度合いが高まった。最近では愛用のデジタルカメラを基本的にブラケット撮影するように設定してあって、それを利用してHDR画を創る他方、何となくモノクロでの撮影も愉しむという按配になっている。

最近…と言って2013年頃から使っているデジタルカメラは、その当時の“ハイエンド”という範疇のモノだったと思うが、この数年でセンサーの大型化が進み、最近の機種ではこれまで以上に鮮やかで繊細な画が撮れるという話しが伝わっていた。それでも、私が使っている機種に搭載されているクラスのセンサーはマダマダ広く使われているようなモノで、決して「これではいけない…」ということでもない。

そういう他方…最近は無性に「単焦点レンズで写真を撮る」という感覚が懐かしくなって来ていた。ネガフィルムを入れるカメラで写真を撮り始めた頃、最初に求めたコンパクトカメラは単焦点レンズが付いた代物だった。写真が愉しくなって機械式一眼レフを入手した際、併せて入手したレンズも単焦点レンズだった。ズームレンズは、デジタルカメラを専ら使うような感じになって行く少し前に一寸使った程度で、殆どが単焦点レンズだったような気がする。

単焦点レンズは、ズームレンズ以上に制約のようなモノは在るのかもしれない。が、その制約の中で適当に写したいモノに寄ってみたり、離れてみたりしながら、或いは限られた画角の中で可能な限りに好い画を模索するという撮影の感じが、妙に懐かしいような気がしていて、「単焦点レンズのカメラを使いたい」というような想いが変に募っていた。

そうした中で、「レンズ交換が可能な所謂“ミラーレス一眼”に単焦点レンズを組合わせて?そういうことをやると愉しそうだ!」という想いが沸き起こった。そして色々と調べる中、「レンズ交換は出来ない、“分類”としては“コンパクトカメラ”になる単焦点レンズのカメラ」も何種類か在ることを知った。

こういう経過で<X100F>が気になる存在になり…2017年9月2日に入手してしまったのだ!

地元の店では、残念ながら「<X100F>を下さい!」と訪ねて行って、直ぐに持ち帰ることが出来る状態でもない。多分、取寄せで何日も掛かってしまう。そこで、やや強引な日程で札幌に出て買い求め、旭川に寄り道して「<X100F>を初めて試用」という時間も設けた。

その後も殆ど毎日のように使ってはいるが、マダマダ「少しずつ慣れて行こうと…」という段階を脱していないと思う。それでも!「これは?!」という素敵な写真を撮ることが出来ているような気はする。

結局、<X100F>関係の雑感を綴る、または<X100F>ならではの画を集めるという場を設けてみたくなった。結果としてこのブログが現れてしまったのだ…