海の結氷…(2021.01.13)

「事の起こり」が、やや煩雑と言えるかもしれないが…

豪州に知人が在る。ネット上のやり取りが在り、先方の来日機会に稚内や札幌で実際に御会いした経過も在った。その後も思い出したような連絡は絶えず、過日も年末年始の“時候の挨拶”の延長のようにやり取りが在ったばかりだった。

その知人から連絡が入った。「稚内港というのは冬季に凍るものだっただろうか?!」ということであった。

“日本ファン”を自認し、「叶うことなら、移り住んでも…」と言う場合さえ在る知人は、日本国内各地を色々な季節に訪ねていて、冬の北海道に滞在した経過も在る。冬に稚内に現れて御会いしたということも在った…そんな知人は、北海道内のテレビ局等がウェブ上に出している様々な写真を色々と眺め、「昨今の事情…」の故に随意に旅行に出ることもままならない中、「想い出の北海道は、この時季、どんな按配か?」と、多分現在は“夏”である地元で“冬”を想い出して振り返っていたのであろう。

「稚内港というのは冬季に凍るものだっただろうか?!」と訪ねる知人は、稚内市開基百年記念塔にでも据えられたと思しきカメラで撮った稚内港の写真を示す。沿岸部の海水の部分が、確かに一定程度凍って白くなっていた…

問いに応え、「氷点下10℃前後に冷え込んだ感じが少し続くと、港の一部水域で水面が凍る場合も在る。が…珍しいと思う。最近は“珍しい”という程度に冷えてはいた」と連絡した。「なるほど!氷点下10℃ともなれば、少し広い範囲で水が凍るような、なかなかの寒さであろう…」と先方は得心していた。

そんなやり取りを通じて、「そう言えば、“凍った海”というのは稀かもしれない…一寸、視に行く?」と思い付いた…

「行く」と言っても、日頃から船や海や空を眺めに出てみる「極々短い散策」の範囲だ。しかし、吹き溜まった雪に行く手を阻まれ、そこを強引に突き進むような、何処となく「一寸した探検…」のような風情さえ漂う中で、港の海面を望む辺りに出てみたのだ…

↓防波堤に囲まれた水域、沿岸寄りの海面が凍ってしまっている…埠頭の上には吹き溜まった雪が多く見受けられる…
ACROS 13-01-2021 early morning (1)
↑沖は氷の影響が無いので、フェリーは普通に出航の準備に勤しんでいた…

↓こちら側の、稚内港北防波堤ドームが視える側も海面が凍っていた…
ACROS 13-01-2021 early morning (2)

「少しだけ気温が上昇?」という噂も出ていた中、確り凍った様子を強引に眺めてみた。氷点下の気温でも<X-Pro2>や装着した1<XF16mmF2.8>は問題なく動き、氷の質感を確り記録してくれた訳だ…

今季は“低温傾向”で、少し変わった様子が視られた…

下り坂な天候の朝に…(2021.01.08)

「荒天への注意喚起」というような中で迎えた早朝…

↓戸外の様子を伺ってみた…
ACROS 08-01-2021 early morning
↑前夜から早朝までの降雪量は多いようには思い悪い。若干の降雪が、または薄く積もった粒子が細かい雪が風に舞っている感だ。そういう中、新聞配達の方が自転車で通り過ぎた痕跡が路上に視えた…

積雪に光が撥ね返り、冬季の夜は少し明るく感じる場合も在る…「下り坂」と思っておくべき天候の1日が始まろうとしているが、未だ辺りは眠っているような感でもあった…

<クリスマスツリーの木>…:美瑛(2021.01.02)

札幌の東側、江別市との境目に向かっていく辺りの厚別駅から列車に乗り、旭川駅へ至った。稚内駅へ向けた「更なる北上」は「翌早朝から…」ということにしてしまって、数日の降雪が落ち着いて天候が悪くなかった様子に触れ、美瑛に寄道をすることに決めた…

↓<クリスマスツリーの木>を眺めに行ってみた…
ACROS 02-01-2021 Biel vol01 (3)

↓少し雪深くなった辺りに「クリスマスツリー!?」という感じな1本の木という光景である…
ACROS 02-01-2021 Biel vol01 (2)

これは「誰かが丁寧に描き込んだ心象風景の画」というのでもなく「眼前の風景」なのだ…見入ってしまった…

↓何か「世界を大胆に抽象…」というような様子にも視え、「禅寺の意味深長な感に設えられた庭?」というような気分にもなった…
ACROS 02-01-2021 Biel vol01 (1)

ところで…「Xシリーズ」のカメラの“耐寒性能”として「氷点下10℃」と謳われている場合が在る。立寄った際の美瑛は「氷点下15℃程度…」という状況であった。が、カメラは好い仕事を確りとしてくれた…

“クリスマス”は一寸過ぎてしまったが…祭事を古い暦で催すというロシア正教では、クリスマスは来る1月7日に祝うのだという。不意にそんなことを思い出し、この“クリスマスツリー”をロシア流に<ヨールカ>(Ёлка)とでも呼んでみたいような気分になった…

一寸だけ時間を設けて、こういう景色を愛でてみるというのも悪くないと思う。それ位のことをする、色々な意味での“ゆとり”は何時でも気持ちの隅に留めておきたいものだ…

朝の海を望む…:稚内港中央埠頭(2020.12.07)

雲が少し多めな感じであった他方、多目な雲の隙間から朝の光が洩れているのが判るような朝だった。然程風は強くないと思ったが、それでも1℃というような次元なので酷く寒いことに疑念の余地は無い…

↓海を望んだ…上空から沿岸に掛けて、或いは海面の感じが面白く見えた…
ACROS 07-12-2020 (1)
↑最初は<X-Pro2>に<XF16㎜F2.8>を装着した状態で撮った…

↓朝に稚内港に入り、貨物を積み込んでサハリンのコルサコフ港を目指す予定の船が中央埠頭に接近しようとしている様子も見える…
ACROS 07-12-2020 (2)
↑続いて<X100F>を使った…

何か「冬の稚内港」という風情が溢れる画で、こうして写真で観るとなかなかに好い感じだと思う。が…埠頭の辺りに佇んで眺めるのは、時間が長くなるとややキツい場合も在ることは否定し悪い…

早朝に稚内港中央埠頭を望む…(2020.12.06)

早朝に、明るい感じになる時間帯が遅めになっている…

↓稚内駅から旭川駅へ向かう特急列車が発車する音が聞こえていたような時間帯…6時36分を少し過ぎた辺りの様子だ…
ACROS 06-12-2020 morning (2)
↑未だ朝陽は上らない…静かな海面に空の感じや沿岸の灯り等が映り込む…フェリーは出航に備えている…

雲や海面の質感が、何か酷く好い…<X100F>の仕事だ…こういう「何時もの静かな朝」が酷く愛おしいような気がする…

稚内港北防波堤ドーム:路面が凍る朝に…(2020.12.06)

前日の日中は気温が「プラスの側」に少しだけ出ていたようだ…

その気温と、些かの陽射しの故に積雪が若干溶け、硬い雪が柔らかくなっていたようではあったが…

↓早朝に気温がまた「マイナスの側」になった中で、柔らかくなった雪の水分、或いは溶けた箇所の水気が凍ってしまった様子だ…
ACROS 06-12-2020 morning (1)
↑凍った箇所の氷が光を跳ね返すような感じが見受けられる…

ぼんやりと眺めるには悪くない景色かもしれないが…戸外を動き回る際には要注意だ…

雪交じりの夜の<青い池>…:美瑛(2020.11.28)

所用で南下することが決まっていたが、「であれば?」と思い付き、「一人から手頃な価格で参加可能」という、「出掛ける時は何時も“御一人様”が当然!」である自身にとっては大変に有難い「美瑛町観光協会の<美遊バス>」の運行情報を調べてみた。好い感じの運行が行われることが判って、直ぐに申込んだ…

↓こんな様子を眺めて来た…
ACROS 28-11-2020 Blue Pond at Biei (1)

冬季になると、あの<青い池>を夜間にライトアップしている。<美遊バス>も、それを観に出掛けるという時間帯に運行するようになるのだ…

↓0℃を多少下回る程度の気温か?池の水面は凍ってしまって、氷上に積雪という状態になる…そしてそこに降雪が交る…
ACROS 28-11-2020 Blue Pond at Biei (2)

このライトアップは多くの関係者の御尽力で続いているもののようだが、毎シーズン「少し新しい趣向?」ということになり、ライトアップもドンドン工夫が重ねられている様子が伺える…

こういう「気に入っている風景と対面」という時間は非常に有意義だと思う!

早朝の北門神社:薄い雪と鳥居…(2020.11.24)

色濃い「夜の残滓」という感の早朝…気象情報によれば、気温は0℃前後であるが、窓の外が「微妙な明るさ」を帯びていた。そこで戸外の様子を少々伺うべく、<X100F>を提げて一寸だけ出てみた…

↓眠っていた間に雪が降り積もったようだ…
ACROS 24-11-2020 morning
↑積雪が辺りの様々な光を跳ね返し、暗い時間帯にも窓の外が「微妙な明るさ」を帯びる場合が在る訳だ…

冷え冷えとしたような感じが<X100F>によって確りと記録されている感である…

「積もった」には違いないが去る11月9・10日の様子のような除雪車輛も現れるという様子でもない。「路面に白い塗料でも吹き付けた?」という程度の薄い積雪だ。0℃程度の気温の下で見受けられる場合が多いかもしれない感じだ…

何か酷く「冬らしい」という感じだ。0℃程度の気温ではあるが、とりあえず風は弱目で、戸外に佇んだ場合の「キツさ」は然程でもなかったのが幸いだ…

稚内港中央埠頭寄りな辺りから稚内港北防波堤ドームを望む…(2020.11.23)

気温が下がった感の早朝には、海岸部は殊更に寒いというような気がするものだ…

↓冷め切った空気の中、未だ消灯にならない稚内港北防波堤ドームの灯りが見える。こういう様が美しい…
ACROS 23-11-2020 morning (2)
↑多少「夜の残滓」という感もする空の様子が、海面の静かな部分に映り込む…

何か「寒々しい稚内の冬季の朝」という感が色濃い風景だ…「美しい…」と暫し見入ってしまうのだが…直ぐに寒さがキツく感じられ、素早く引揚げてしまう…

そんな慌ただしい動きの中、眼に留めた情感溢れる光景を、愛用の<X100F>は確りと記録してくれる。それが酷く嬉しい…

冷えた朝に…:稚内港北防波堤ドーム(2020.11.23)

「祝日の月曜日」というのは、早朝に眼を開けて暫く経った辺りで「平日?休日?」と微妙な戸惑いのようなものを覚えてしまう。近年、そういう傾向が変に強まったような気がしている…

「休日!ゆっくりしよう…」と思い定めた辺りで、「少しだけ明るい?」という感になり、少しだけ戸外に出てみることとした…

↓気温は「0℃を挟む辺り」になっているようだった…少し前の「風浪が強めな感じ=体感が酷く寒い」は免れているが、流石に「気温だけで酷く寒く感じる…」という次元に至ってしまっている…
ACROS 23-11-2020 morning (1)
↑芝生の辺りに、多少の雪らしきモノも見受けられる状況だ…

秋が何時の間にか蹴散らされてしまった感で、辺りはすっかりと冬だ…そういう様子を、<X100F>は確りと記録してくれる感である…